2014年4月
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ダサいフォント「Comic Sans」を使ってポスターを作ってみた。

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2014/04/19 4:13 pm
Blog Category / デザイン
 

comic sans_title
ネット上で度々、フォントである「創英角POP体がダサい」との言葉を目にする。確かにダサいし、自分の仕事で使う機会は全く無いフォントである。しかしだ、ネットから離れ、現実社会に目を向けると、日本はこの書体に支配されていると言っても過言では無いのかもしれない。
スーパーのチラシ、営業からの資料、パワーポイント、自治会の印刷物、店舗、例をあげれば枚挙にいとまがない。体裁を気にする人間だなんて、所詮マイノリティ。実際には、創英角POP体は大勢の人々に愛され、そして必要とされている。悲しいが、これが現実なんやで。
嫌われフォントの代名詞である創英角POP体は日本語フォントだが、英語フォントとなるとすぐに思い浮かべるのが「Comic Sans」。面白いことにネットで調べると、このフォントの英語圏での嫌われ様は半端では無く、”most hated font”やら”I’m comic sans,ashole”など色々と酷い言われ方をされており、中にはComic Sans撲滅運動を掲げる「Ban Comic Sans」などといったサイトまで存在する。どれだけ嫌われているんだよ、Comic Sans…
comic sans
Comic Sansのうた。ダサい。
個人的には、Comic Sansは使い所を間違えなければそこまでダサくないフォントだと思っている。そもそもこのフォントはキャラクターの吹き出し中のセリフの為に作られた物なので、使用されている用途の殆どがフォントデザイナーの意図しないものとなっているのではないだろうか。
フォントの良し悪しも使い方次第。それならば、現役グラフィックデザイナーかつ社畜歯車的無名デザイナーである僕がポスターをデザインしてみよう。洋っぽい色彩で、Comic Sansだけを使い、少々タイポグラフィっぽく。
プリント
うん、やっぱダセえわ、このフォント。

*istDL2を8年使いたおしたので、いい加減新しいカメラを買いたい。

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2014/04/18 5:47 pm
Blog Category / 日記
Tags /
 

dc1
これはPENTAX645。もちろん「D」じゃないよ。
PENTAXのデジタル一眼レフ「*istDL2」を8年使い続けた。昨今のデジカメ技術の進歩は凄まじく、8年前のデジカメは骨董品どころかジャンク。最新のフルサイズ機を使っているような人からするとゴミみたいな物ではないだろうか。
新しい物は大好きだが、基本的に物持ちが良く、気に入った物は大切に使い続ける事が多い。僕はこのゴミ扱いされかねない古いエントリークラスのデジカメで露出、シャッタースピード、絞り、感度、といったカメラの基本を学び、中古のマニュアルオールドレンズを漁り、家族の笑顔を収め、共に歩んできた。言葉では言い表しがたい愛着を持っている。長時間露光、赤外撮影、ブツ撮り、微速度撮影はカメラにその機能が無いので、LEGOやArduinoで装置を作ったり、もう散々遊び倒してきた訳で、そりゃ簡単にポイーとできんわ。
dc2
その結果がこの有様。
新しいデジカメが欲しいと悩んでいる間に、何故かフィルム中判カメラが2つ仲間に加わっていた。それぞれシーン、用途に応じて住み分けができており、このままの環境でも十分だと思うが、如何せん8年という月日はカメラボディの各所にダメージを与えており、ダイヤルがまともに動かない、突然のフリーズ、電池の接触が悪い等の症状が目立ってきた。もう*istDL2のライフはゼロよ。この子は十分働いた。寂しいが、そろそろ潮時。といったところか。

100%LEGO製ステディカム(カメラスタビライザー)を作った。

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2014/04/17 10:58 am
Blog Category / 制作ログ
 

std1
正確に言うと、作るつもりはなかったけど何となしにできてしまった。
3Dプリンタでうんこや照英ヘッドなど、お前真面目にやるつもりねえだろと言われかねない物ばかり出力していたが、次は真面目にステディカムにチャレンジしたいと思っていた。ほら、最近よくブレのない、空を飛んでいるかのような滑らかな映像を見かけるじゃない。市販品だとマリーンなどを良く耳に(目に)する事が多い。
こういった物は、当然のように世界のDIY精神溢れるメイカー達がこぞって身の回りの物を利用して自作している。自分もこのアイテムが欲しい訳だが、高い市販品を買うという選択肢は一切無い。高い、無理。
で、設計前に、LEGOでステディカムの勉強がてら、プロトタイプを作ってみようと手を動かしていた。ジンバルという3軸機構がキモで、ここの仕組みをだけを組むつもりだったが、遊んでいるうちに「これ、ステディカムの形にしたら案外いけるんじゃね?」と、最後まで組んでみる事にした。LEGOはね、うんと楽しいね。
std2
できちゃったんだな。LEGOの懐の深さたるや…
ご覧の通り均衡を保っており、格好だけは一丁前にステディカムの姿をしている。試しに動画を撮ってみると、剛性の無さからか滑らかさに欠けてはいるが、多少なりステディカム独特の浮遊感が確認できた。LEGOすげー。
ジンバル部分の仕組みは十分理解できたので、
このLEGOプロトタイプを参考に次はCADでの設計に移りたい。

3DプリンタPRN3D製照英ヘッド、出力成功

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2014/04/16 9:44 am
Blog Category / 制作ログ
 

3dsh
キモイー
一旦の目標であった3Dプリンタでの照英ヘッド出力がとりあえず成功した。
どこか暖かみのあったスカルピー製照英ヘッドと違い、異様にリアルで死体のような印象を受け、正直怖い。表面処理をし、塗装を追い込んで施せば相当リアルになるんじゃなかろうか。一体俺は何を目指しているのか。
3dsh2
配線を固定するプリントパーツを付け忘れてます。
午前10時頃に稼働開始。ヒーテッドベッドは非加熱。マスキングテープにスティック糊「消えいろPIT」を塗り、ラフト有り、積層ピッチ0.05mm、素材はABSという条件でスタート。接着は強固で剥がれは認められないが、しばらく時間が経った後の収縮でマスキングテープに若干の浮きが生じる。マスキングテープ糊面の接着力がもう少し高いと大丈夫そうだけど…
3dsh3
日は暮れても出力は続く。出力完了までは11時間を要した。くずくず状の物は極小のサポート材が剥がれた跡。出力物表面に影響は無い。途中、用事で外出していたが、状態が心配なので、確認用にライブカメラでUST配信していた。
3dsh5
おれたち、ブラザー。
次の行程では表面処理を行ってから塗装に進みたい。あと、元データは過剰なほど細部までディティールにこだわりモデリングを行っているが、最小ピッチで出力したとは言っても、当然完全には再現できていない。でもこれ、外部の出力サービスでプリントしたらどうなるんだろう。試しに発注してみたい欲が出てきた。

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