"制作ログ"
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3Dプリンタ製DIYステディカムその6 組立とテスト撮影

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2015/03/10 3:20 pm
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写真 2015-03-07 20 35 12
総出力時間20時間以上という苦行
先日設計を終えていたDIYステディカムは、全てのパーツ出力を終える事ができた。早速組立てと調整を行ないたいと思う。
組み立て
写真 2015-03-07 20 39 21
まず下部ジンバルとグリップをボルトで繋ぐ。白いパーツはクリアランス調整の為のスペーサー。
写真 2015-03-07 20 43 27
センターのジンバルパーツをボルトとスペーサーで固定。
写真 2015-03-07 20 53 08
次に上部ジンバルパーツとボディを繋げて、
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3Dプリンタ製DIYステディカムその5 ジンバルマウント設計

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2015/03/05 9:27 pm
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blst1
先日のエントリーに書いたステディカムのアーム部分の設計はほぼ完了。3Dプリンタでの出力サイズの制限上アームは3分割した。上の画像は上段・中段のパーツで、残る下段のアームパーツはカウンターウェイトの設置方法を考えている途中だ。
blst2
メカメカしゅうなってきたで
次に設計したパーツは既に完成しているジンバルとアームを繋ぐマウントというかボディ。ジンバルから伸びるボルトを固定するM5ナットを入れるための中空構造など、CADスキルが無いながらも頑張った。アームとボディと本体は予め開いてある箇所をタップで削り、M4の小ねじで固定する。
blst3
アームパーツは今までに経験した事の無い出力サイズ。先日本番印刷を行っていたのだがサポート材を嫌って設置面積を減らした配置とした為にそれが仇となり、出力途中で造形物がベッドから剥がれる、Z軸のカップリングパーツのネジが緩んで空回りしてしまうなどのトラブルに見舞われた。最近3Dプリンタでの出力が順調すぎるので少し寂しかったんだ。これこれ、これだよ、3Dプリンタは。と歪んだカタルシスを感じてしまった。
その後プリンタ全体のボルトの締め増し、ベッドの再調整などを経て、この記事を書いているすぐ横で再プリントを行っている。

3Dプリンタ製DIYステディカムその4 アームの設計

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2015/03/03 11:05 am
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study1
放置していた案件をぼちぼち再開
ジンバルまで完成させていたステディカム。随分と放置していたが、重い腰を上げてアームのパーツ設計を開始した。生来のいい加減な性格と3DCAD(初心者向け123D Design)との親和性は非常に悪く、ミリ単位の調整は脳みそがオーバークロックを起こして熱暴走寸前だ。にがて。
アールを描いたアームにはトラス型の肉抜きを与えた。端のギザギザとした形状は別のアームパーツとの角度を調整するための物。実際に出力してみないと上手く機能するかは分からない。
ジンバルの再出力と小さなブッシュパーツ
study2
前回の記事で出力していたジンバルパーツは3Dプリンタの改造・メンテ前に出力したもので印刷のクオリティが低く(ネジやベルトの緩みも影響してか酷い)、パーツ色が白。個人的にはカメラ用品といえば黒というイメージがあるので、フィラメントを変えて再度出力した。積層単位0.3mmにしては上等な仕上がりになったと思う。
study3
小さなパーツも出力できた
中央の軸受けと外側の軸受けの間に1mmの隙間があり、それを埋めるために金属製のワッシャーを入れると径が大きすぎてベアリングの動きを阻害してしまっていた。丁度のサイズのスペーサーになるような物は近所のホームセンターでは見つからないので、写真の様な極小のブッシュを出力してみた。
直径6mm、高さ1mm、内孔と外径の差は1.5mmという家庭用3Dプリンタにとっては極小なサイズ。まともにできるのかと失敗上等で試してみたのだが、十分に実用に耐えれる精度で出力できた。積層単位は0.1mm、プリントスピード10mm/s程度という慎重なセッティングだったが、出力時間は僅か数分。お手軽だ。
study4
このパーツのお陰で動作の滑らかさが数段上がった。尚ブッシュの耐久度は未知数。駄目だったら金属製に置き換えたい。
ジンバル動作のムービー。ぬるっぬるやぞ。

3Dプリンタで判子を作った

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2015/02/26 9:47 am
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unkohanko1
はんことうんこって似てるやん
ふと3Dプリンタで判子って作れるのかな?との好奇心が湧いてきた。調べてみると家庭用個人向けプリンタでの出力例があるようだ。精度は期待できないだろうが自分もぜひ試してみたい。早速制作にとりかかった。
データ作り
判子にする文字はうんこにした。版下はAdobeAiでササっと制作し、3DCGソフトにエクスポートして立体化する。
unkohanko2
初っ端から間違っている件
AdobeAiから出力したEPSファイルをShadeでインポートし、厚みを付けて立体化したが、この段階で盛大なミスを犯してしまっている。身近な判子作りでのセオリーとして文字や絵柄を反転して掘ってゆく訳だが、そもそもこれは3Dプリンタで印刷するので掘る必要は一切無い。後にこのまま印刷した後に反転させなくてもよかった事に気付き、2.5時間もの時をロスしてしまった。
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