低温調理機は5000円くらいで自作できるらしい

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2016/08/19 6:46 pm
Blog Category / 日記
 

sv1
「低温・真空調理」と呼ばれる調理法がじわじわと人気を帯びている。
英語だとSous Vide(スー・ヴィッド)と呼び、調理素材を真空パックした後に専用の器具で長時間加熱して風味、旨みを逃さずに調理できるらしい。近年は日本でも業務用途では活用され始めていて、それが一般人にも広がりつつあるようで、身近で近いイメージとして、ジップロックに牛肉を入れて炊飯器に放りこみ、保温モードで放置してローストビーフを作る方法なんかが良く知られている。
しかし、炊飯器の保温温度は低温調理としては温度が高すぎるので、厳密に低温調理をするためにコンシューマユーザー向けのAnovaと呼ばれる専用調理機を使うことや、市販のヨーグルトメーカーを流用して60度前後で調理する方法がネット上で散見できる。
調理例を見るとすごく美味しそうで自分もやってみたい…と思わせる危険な魅力を感じるが、ヨーグルトメーカーは容量が1Lと小さく、専用のAnovaは199$+送料で結構な値段となっている。
低温調理の例
パルの小林銅蟲氏はブログの内容まんまの漫画がイブニングで連載されているね。
低温調理機
自作できないかな
ヒーターをマイコンなんかで制御してやればいいので、Arduinoとサーモスタット、熱帯魚のヒーター・ポンプでAnovaっぽい物が安く作れるんじゃないだろうかと調べてみると、やはり先人がチャレンジしていた。俺みたいなアホが思いつくのだもの、そりゃ例はあるよな。インターネッツのちからはつよい。
sv2
Arduinoを使う方法だと、マイコン本体・リレー・センサ・LCD、その他部品が必要となるが、この案件は電子工作をしたいのでは無く、低温調理した肉を食べる事が目的なので、簡単にAmazonで販売されている物の組み合わせで済ませたい。事例もある、格安中華サーモ(1500円)とヒーター(もしくはクッカー)・ポンプを組み合わせ、5000円前後で低温調理機を作る方法で行きたい。

ゲームのためにプロジェクターを導入するぞ

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2015/12/21 4:15 pm
Blog Category / 日記
 

pr2
以前壁掛けテレビに関するDIY記事を掲載したことがあった。将来的にはプロジェクターを設置することを考えていると書いたんだけど、「本当に必要なのか」「買っても殆ど使わないかもしれない」と物欲にブレーキをかけ続けていた。毎年年末を迎える度にプロジェクター導入を迷っており、迷い続けて3年が経とうとしている。このままでは精神衛生上よくないので、思い切って導入を決定した。やっちまった。
ゲームを大画面で遊びたい
pr1
自作HUDやデジタル勾配計、3Dプリンタでの物づくりをほぼ放置。ロードバイクは外が寒いし冬用のウェアを持っていないから乗りたくない。最近はゲーム熱が高まっていて、受動的に娯楽を消費する駄目生活が続いている。Fallout4のためにPS4も購入し、数ヶ月前には新しい家族として猫を迎え、更にはその猫のためにコタツを用意した。コタツ+猫+ゲーム+プロジェクター、最高に堕落できそう。
pr3
Fallout4が面白すぎる
こういうAAA級のタイトルはもちろん、PCでフライトシムやトラック運転シムを大画面で遊んでトリップしたい。
導入環境はほぼ整っている
プロジェクタースクリーンの設置場所は確保済み。AVアンプのHDMI出力はテレビ・プロジェクター用に2系統あるものを予め購入していた。あとは買うだけという状態ではあったので、Amazonでプロジェクター、HDMIケーブルを購入してこの日記を書いている日に到着する予定。スクリーンは先日地元のオーディオ店で展示処分品の80インチ電動スクリーンを購入した。100インチのスクリーンと迷ったが、2m程度の視聴距離を考慮すると一番バランスが取れているは80インチだと思う。
AV機器の最終的な配線図
haisen
コツコツと時間をかけて環境を整えてきたけど、ようやく完成形が見えた感じか。こうAV機器が増えてくると、それに伴ってリモコンの数が増えがちだが、上記の環境の場合使用するのはTVの無線リモコンとiPhoneのリモコンアプリ&AirPlayだけ。新しく買ったプロジェクターもHDMIリンクに対応しているので、これまで通りTVリモコンでの操作ができるはず。

ロードバイク用のデジタル勾配計が欲しいので構想してみる

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2015/10/06 10:22 am
Blog Category / 制作ログ
 

dg3
ロードバイクで坂中心のルートを走っていると、自分が今登っているのか下っているのかが分からなくなる。今日は脚が回らない、えらく調子が悪いなと後ろを振り返ってみると、平坦だと思っていた道は、実際には結構な勾配がついていた。みたいな事がたびたびあって、自分の感覚と現実の剥離がストレスに繋がって気持ちが悪い。
そこで自転車用の勾配計が欲しいんだけど、GarminやSIGMAなどのハイエンドサイクルコンピューターには気圧勾配計が付いている機種があるものの大変高価で、他の安価なガジェットと言えば上の画像のようなアナログ勾配計が販売されている。
しかし、このアナログ勾配計は電源いらずで安価なものの、単純な構造ゆえに走行中に勾配を確認する用途には向いていないという事は明白なんだよな。勾配に特化した自転車用のメーターを探しても見つからないし、どうしたものかな。
無いなら作る
現在製作中の自作ヘッドアップディスプレイが完成間近なので、次の題材はこれや!という事でArduinoでロードバイク用のデジタル勾配計を作る事を考える。勾配が計測できるサイコンを買うのが最良の解決法だけど、そんな事は十分理解したうえで突き進みたい。
想像図
dg
あくまで妄想です
小型のArduinoと自宅に在庫しているマトリクスLED、3Dプリンタ製のケースで図のような感じに仕上げたい。電源は9V電池、もしくはモバイルバッテリー経由のUSB給電。Li-poバッテリーを使うことも考えたんだけど、非常に扱いが難しいバッテリーなので今回はパスということで。
道路勾配の計測方法

道路勾配[%] = 100 x 垂直距離[m]/水平距離[m]

これだと、高度は気圧高度センサで取得すればいいものの、水平距離をGPSもしくは車輪のマグネット経由で計測する必要があるので仕組みが複雑になってしまいそう。もっと単純でいいんだ。なので、

加速度センサで角度を計測 → 道路勾配[%] = (tan角度°)×100

正確な道路勾配は計測できないだろうけど、目安としては十分なんじゃないかな。
さっそく部品を購入
dg2
だいたいの構想がまとまったので、早速AdafruitのArduino互換機と加速度センサをスイッチサイエンスで購入した。技術が低いので実現できるのかは不明だけど、とりあえずブレッドボード上でテストしていきたいと思います。

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