2014年4月
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3Dプリンタ「PRN3D」で照英ヘッドをテスト出力

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2014/04/15 9:44 am
Blog Category / 制作ログ
 

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先日公開したSculptrisでのモデリング進捗で、照英ヘッドの顔の一部をテスト出力し、予定サイズでのプリントはほぼ問題が無い事を確認できていた。大きなサイズは大丈夫。んじゃ、小さなサイズはどうなのか。気になる。
早速試してみた。いでよ、ミニ照英。
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ちゃんと出とるやないか…ちゃんと照英してる。
所有しているフィラメントが白色で、iPhoneのカメラではまともに写せないのでサフを吹いた。
小さい方のヘッドは高さ3cm程で、積層ピッチは0.05mm。大きいヘッドは高さ4cm強で積層ピッチ0.1mm。積層ピッチ0.05mmの差は大きく、大きいヘッドよりも小さいヘッドの方がきれいに出力されている。積層ピッチは表面の質というよりも、ディティールの再現度において影響が大きい。
積層跡はFDM(熱溶解積層法)3Dプリンタの宿命としてある程度仕方が無いと思っているが、これくらい表面処理で何とでもなる。この小ささでここまでディティールを再現できたら上出来だ。
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こんばんわ。キメラ照英です。
このミニヘッドの出力には3.5時間を要したので、胸部も含んだ本来のサイズだとプリントに10数時間はかかる見込み。今度の休日にでも本番出力を行いたい。

Sculptrisでのモデリング進捗

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2014/04/13 9:44 am
Blog Category / 制作ログ
 

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3Dプリンタ用で出力用のデータを毎夜少しづつ制作中。モチーフは勿論、以前粘土で作った事もある照英だ。今度は3Dプリンタでリベンジを果たす。
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3Dモデリングに用いているソフトはSculptris。一般的なポリゴンモデラーと違い、粘土を扱うかのように直感的に造形する事ができる。触り始めはなかなか思い通りに作ることは難しいが、慣れてしまえば直感的に造形ができる。上の画像のような球を変形させながら造形していくのだが、人間の顔や動物、クリーチャーなど、有機的なモチーフに向いている。モデリングソフトとしての機能はシンプルだが、単純な分造形に集中しやすい。しかもこれがフリーだというのだから太っ腹。
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少しづつデジタルこねこね。毎日少しづつ作っていたため、夢にまで出てくる始末。僕ほど照英と向き合っている人間はそうはいないのじゃないだろうか。リアルな粘土と違いトライ・アンド・エラーが容易なので、微調整が延々と続く。
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これが完成に近いデータ。まだ満足していないが、ここで一度顔の一部をテスト出力しておきたい。そもそもここまで細かくモデリングしても、3Dプリンタでちゃんと出力されるのか。僕はうんこしか出力した事がないんだ。
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おお…きれいに出てるやないか。積層ピッチ0.05mm、ABSで出力。
現在もモデリング進行中。完成したら特集でまとめる予定。

3Dプリンタ「PRN3D」でうんこを出力した

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2014/04/12 11:00 am
Blog Category / 制作ログ
 

3d_unko

今年の2月にRepRap系統の国内メーカーによる3Dプリンタ「PRN3D」を手に入れていたが、組み立てと幾度もの調整を経て、最近ようやく安定したプリントを行えるようになってきた。テスト用のオブジェクトとして簡単なうんこをモデリングし、印刷したのが上記の物。
出力後の表面処理は行っておらず、印刷したままのピュアうんこだ。
オーバーハングの角度がきつい箇所の乱れ、縞々模様、若干の積層跡が確認できるが、紙やすりで表面処理してあげれば問題無いレベルに仕上がるだろう。
で、よく見てもらいたいのが、このうんこのサイズ。左のうんこは3cm角でレイヤー積層0.1mm。真ん中のミドルうんこはメーカー公称最小積層ピッチで出力。右端のマイクロうんこにいたっては、わずか1cmだよ、1cm。爪先くらいの大きさでしかない。
この大きさでこの細かさとなると、肉眼では積層跡や波模様が殆ど分から目視できなくなる。僅か5万円の個人向け3Dプリンタでこの仕上がりは予想外の結果だった。僕が注文した当初はまだメーカーから出荷が始まっておらず、印刷サンプルはオフィシャルサイトに掲載されている円柱くらいのもの。「こりゃ人柱覚悟で買わないとなー、でも5万だから駄目な代物だとしても玩具として諦めがつくよなー」程度の期待度で、いや期待を全く持たずに発注したんだ。
組み立てキット5万円という価格からか構造は簡素で、キット内のプリントパーツの精度が悪かったりと値段相応だなと思える所もある。しかし、全てのパーツデータは公開され、ユーザー自ら改良する事ができる。実際にThingiverseには早くも改良パーツのデータがアップロードされている。

嘘雑誌の表紙を作った

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2014/04/08 11:00 am
Blog Category / デザイン
 

whtitle それは仕事中の出来事だった。長時間勤務の末に集中力が飛散した僕は、おもむろに嘘雑誌の表紙を作り始めたんだ。だって、社畜だから、社畜の為の雑誌が読みたい。
プリント 第1号創刊。根回しって大事よね。生き残るために。
ワーカーホリックマガジン2 定時。何と甘美で優雅な響きか。しかしその道は果てしなく遠い。
Xvideosのくだりはリアルな出来事。せめて家まで待て。
ワーカーホリックマガジン2 罵られ、虐げられ、それでもぼくら社畜は働く。
だって、勤労は国民の義務だから。
whd 社畜と自称する者は自虐で言っているのであり、本当に会社に魂を売り渡した訳では無いのだ。
会社に所属して仕事をしているので、業種的にこういった書籍のデザインに関わる機会が全く無い。プロが関わった書籍は計算された美しいレイアウトを持っており、眺めているだけで勉強になるんだ。集中力が途切れた際ついついこういう遊びを行ってしまうが、これを止めてしまうと僕は駄目になるような気がする。
 

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