Low-technology Lab https://www.lt-lab.net Tue, 14 Aug 2018 23:57:49 +0000 ja hourly 1 ワイもスマートホームにするんや(準備編) https://www.lt-lab.net/smart_home1/ https://www.lt-lab.net/smart_home1/#respond Tue, 17 Jul 2018 04:15:47 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2536
配線図2018b
Prime dayでポチー
そろそろAIスピーカーやらスマートLED、赤外線コントローラーを導入してスマートホーム化したいなーと思っていた矢先ですよ。Amazonプライムデーでecho dotとPhilips Hueのセットがクッソ安いの。もうアホになって注文したね。よかったですね。
テレビを壁掛けにしたり、AVラックをDIYしたり、プロジェクターを導入したりとAV環境を4年ほどかけてコツコツと整えてきた。便利になったなーと思ってはいたが、スマートホーム化を行えば更に便利に、思い描いていた未来に近づく訳だ。
過去の軌跡
買ったガジェット
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Echo DotとPhilips Hueブリッジ
PrimeDayで安かったセット。AV機器のコントロールの他に照明も音声操作したい。電球はPhilips純正のホワイトグラデーションランプがやたら高い(Amazon価格3712円)ので、IKEAのTRÅDFRI(トロードフリ)を後から買い足す予定。トロードフリはHue互換で、先人がHueブリッジへの接続を成功させている事例が数多くある。2,500円と安く、電球を10個も買えば相当に価格差が生じてくるのでお得かなと。
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スマートリモコン >>eRemote Mini
アレクサ対応のeRemoteを使えば、テレビやアンプ、エアコンなどの赤外線リモコンを利用する機器を音声でリモート操作できるようになる。もともと買う予定だったコントローラーはNature Remoだったのだが、安さに
daつられてこちらを選んだ。Nature Remoは温度・湿度・人感センサーが搭載されていて、各センサーを使った自動制御が売りな訳だけども、そこまでの高機能は今のところ求めていないかなーと。
2018年AV機器 構成予定図
プリント
なんか凄いことになってきた
気づいたらとんでもない数の機器になっているけど、今の所配線はきれいに纏めれている。
上記の環境が実現すると色々と可能性が広がってワクワクしてしまうな。惜しむらくは、AndroidTVのX8500Cがアレクサにネイティブ対応しないこと。この機種の1つあとのテレビがアップデートで対応予定になっていて僕は悔しい。
eRemoteを使えば電源のオンオフ、チャンネル操作くらいはできるのだが、アクションの設定でどこまで追い込めるのか試してみたい。

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はぎ材でゲームソフト収納棚をDIY https://www.lt-lab.net/diy_gamesoft_shelf/ https://www.lt-lab.net/diy_gamesoft_shelf/#respond Fri, 27 Apr 2018 04:59:31 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2511
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ゲーム機本体の収納を作ったが、ゲーム機の台数に比例してソフトの数も増えてくる。現状テキトーに作ったオープンラックや、AVラックに収めた収納箱にソフトを置いているが、見た目が芳しくないのでこれを整理する壁付けの収納棚を制作する。
安価に済ますための杉はぎ材を用意
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猫による作業の様子
今回は合板を使わず、予めコツコツと用意していた杉の矧ぎ材を使用する。90mm × 2000mmのプレナー加工済みの杉材が5本で1000円。自分で矧ぐ手間はあるものの、合板とは違って素材としての美しさはあるし、お財布に優しいんだ。集成材や無垢材は高価だからね。
加工・組付け
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我が家所有の3種の神器(スライド丸鋸・18Vインパクトドライバー・溝切りカッター)でやっていく。
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溝を切って、嵌合の具合を確認。

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はい
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そい
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道具の力で制作スピードが早い。この溝にゴムハンマーで板を叩き込む瞬間は一種のポルノ。
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扉用の枠材に合板をはめる為の溝を加工
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合板を差し込んで接着剤を塗ったあと、ベルトクランプで締め上げる。
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丁番の位置決めの為に瞬間接着剤を使用。丁番を取り付ける箇所は本来なら掘りこんだ方が良いが、面倒臭いのでそのまま付けた。
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オイルをブラシや布で刷り込んで本体完成。
設置・収納
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お前は用済みだぞ。
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撤去
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設置
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とりあえずの収納
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すっきり。
すぐに容量が足りなくなりそうだが、その際は更に横や下に増設していく。
そしてこれを作った後にPSVRや電車でGOコントローラー(2台)が増えたので対応する必要に迫られている。

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シロッコファンで塗装ブースを自作してみた https://www.lt-lab.net/paint_booth/ https://www.lt-lab.net/paint_booth/#comments Thu, 26 Apr 2018 06:07:02 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2492
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何年か前からプラモデルが作りたい欲が育っていた。
しかし、制作にあたって塗装のプロセスが問題となってくる。家族の理解と猫の健康のためには塗装ブースが必要となるが、市販品のレビューを見てみると価格のわりには能力が低いらしい。それなら自作だな!という事でやっていきます。
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自作塗装ブースはプロペラファンを使った吸い込み式と、シロッコファンを使った押し出し式といった方式があるようだが、自分はシロッコファンを選択した。
風量215㎥/h・騒音38.5dbのカタログスペック。タミヤのツインファン仕様の塗装ブースに比べて1.8倍程の能力がある事になる。そもそも塗装ブースは使った事も稼働中の状態を見た事も無いので比較のしようが無いが、まあこれで風量が足らなかったら中間ファンを追加するなり大風量のファンに替えるなりすりゃええやろ。程度な軽い気持ちで作っていく。
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自作ブースの材料は定番として衣装ケースをくり抜く事が多いようだが、僕はDIYerの端くれだから理念とプライドを持って木材を利用したい。といのは建前で、家に在庫していた端材を使えばタダやんと。杉材を芋接ぎした切れ端や、MDF・ベニア板の余りを利用したので、素材感はバラバラである。

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はい。
この後サンダーでRを削ってファンを取り付ければ完成。加工にはスライド丸鋸、丸鋸、ジグソー、オービタルサンダー、トリマー、クランプなどをフル活用した。過剰なラインナップの道具の力に頼れば、切断加工から組み上げまで2時間もかからなかった。持ってて良かった電動工具。振動ドリルとハンマードリルもあるよ。
塗装ブース自作クラスタ定番の衣装ケースやプラダンは、コストと加工の手間を考えるとベストな選択だよな。木材は意外と価格が高く、加工するにしても鋸での直線切りは難しいし時間もかかるし。
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ダクトは元々部屋にあった排気口のカバーを外して突っ込んだ。スポンジテープで隙間を埋めているが、漏れるようだったらコーキングをしたい。
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シロッコファンをネジ止めし、先人の知恵「100均グッズ」でフィルターを取り付けていく。まずは焼き網をネオジウムマグネットで固定。
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更にレンジフードフィルタを固定。
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吹き返し防止用の仕切りを段ボールで作って設置。
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猫の爪とぎ(自宅ストック分)でハニカムフィルターもどきを作って、本体とダクトの間をアルミテープで密封して完成。
総費用は8000円程で市販ロースペック品の半額程度で済んだ。
まだ実際に使っていないので能力の程度は分からないが、これで塗装環境が整ったので気兼ねなくプラモが作れるようになったぞ。

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Splatoon2のゆっくり実況を作ってみた https://www.lt-lab.net/splatoon2_yukkuri/ https://www.lt-lab.net/splatoon2_yukkuri/#respond Fri, 20 Apr 2018 04:07:40 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2470
splatoon2_logo
ちょくちょくSplatoon2を遊んでいるのだけども、Nintendo Switch1台では娘と対戦ができない。隣り合わせで対戦すると楽しいんだよね。しかし、娘の高校受験を控えていたので以前のようにWiiU2台体制のような環境を自粛していたが、無事試験が合格となったので2台目のSwitchを購入した。
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はいどーん。
一時手に入り辛かったSwitchも、このタイミングで品薄が解消されて簡単に買うことができた。
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で、ナワバリバトルをやったり、ブラックバイトをやったり。
対戦ではほぼ娘にボコボコにされる始末。若さがもたらす反射神経、動体視力の良さに中年のオッサンは為す術が無い。
自分専用のSwitchというか、Splatoon2専用端末があるとなると、好きなタイミングで落ち着いて遊ぶ事ができるようになった。Switchはセーブデータを移行できないので1から遊ぶはめになったが、どうせなら苦手すぎるガチマッチに向き合おうと夜な夜な遊んでいた。
C帯からB帯には飛び級ですんなり上がる事はできたが、飛び級するとガチパワーと呼ばれるマッチングにおける強さの指標が高くなりがちで、どうにも勝てない事が多くなった。こうなると欲が出てくるもので、自分のプレイを録画して後から見返してみたくなる。
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そこで録画する為のアイ・オー・データ機器 / GV-HDRECを購入。
最近はPCにキャプチャーボードを積まなくても、スタンドアロンでSDカードにフルHD、60FPSで録画できるとは何と便利な事か。
この機器で録画した動画を見てみると、まあ自分のプレイにおける立ち回りの駄目なこと駄目なこと。反省点しか見当たらねえやという状態でなかなか為になるなぁと思ったものだけど、更に欲が出てきて、この動画をネットに晒して罵倒されてみたいなぁとSっ気が生じてしまった。
たまにSplatoon2の上手いプレイヤーによる実況プレイを見たりする事があるが、さすがに自分の声での実況は嫌なのでSaftolkを用いたゆっくり実況ならいいんじゃないだろうか?と、作り方を調べてみたのだった。
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僕は以前照英の3Dプリンタ制作プロセスをまとめてニコニコ動画に投稿した事があった。動画の制作環境はiMac+iMovie。Mac用のSafTalkはあるのだけども、ゆっくり音声のファイルをいちいちインポートして、更に字幕を入れる作業は想像するに面倒臭すぎる。Macじゃどうにもなんねえと、ふだんゲーム用にしている自作WindowsPCでゆっくり実況制作専用ソフトを使って動画を制作する事にした。
このゆっくりムービーメーカーは音声を文字で入力すると字幕も同時に表示され、インターフェイスもシンプルなので初見でスイスイと作ることができた。あと、このソフトはエンコーディング機能が無いので、他にAviUtlというフリーソフトに加え、これ用の各種プラグインの導入も必要となる。
編集、出力に戸惑った事は無かったが、唯一うまくいかなかった点としてゆっくりムービーメーカーの動画プレビューが機能しなかった。これは動画のコーデックパックをインストールする事により正しく動作する訳だが、OSとコーデックパックの組み合わせに相性があるらしく、自分の環境ではなかなかプレビューが働かなかった。唯一動いてくれたのは、CCCPと呼ばれる真っ赤な名前のコーデックパックだった。
エンコーディング時間は、15分程度の1080p / 60fpsの動画をH264出力で1時間強程。A10 5800K + GTX1060という訳のわからない構成のPCだとこんなもんだろう。AviUtlのプラグインでGPGPUを用いたハードウェアエンコードプラグインがあるようなので今度試したいところ。
投稿した動画
動画を作るのが面白くなって、短期間のうちに7本の動画を投稿。内容としては、うるさくない淡々とした控えめなセリフ、味方・敵を罵倒しない事を心がけている(一部味方の煽り行為には苦言を呈しているけど)。
当然ヘタクソな内容で再生数が伸びる訳もないのだが、ちょこちょこ有用なアドバイスコメントがあったりして、なるほどなーと勉強になる。罵倒なりアドバイスを貰い、ちょっとでも強くなれたらいいな。
あと、オッサンだからちょっと上手くいったシーンは褒められたら心が満たされるの。チョロいから。
動画の一覧は以下になります。

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増えすぎたゲーム機収納問題 / ゲーム機ラックをDIY https://www.lt-lab.net/diy_storage_shelf/ https://www.lt-lab.net/diy_storage_shelf/#respond Sun, 10 Sep 2017 23:53:20 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2459
写真 2017-07-30 17 41 50
液晶テレビを壁掛けした際にAVアンプも導入し、AV機器をきれいに収納できていたのだが、時間の経過と共に物欲・収集欲が高まり、それに伴うようにゲーム機が増えていった。裏の配線もゴチャゴチャになってきたし、見た目が芳しく無いのでこれを解決したい。
新兵器導入
写真 2017-05-17 11 05 51
収納家具を作るうえで板に溝を掘る作業が生じる。今までトリマーを使って轟音を立てながら恐る恐る少しずつ溝を掘っていたのだが、たいへん時間がかかるし、何より怖いんだ。そこで、溝掘り専用の新兵器として日立の電動溝切りを導入した。
メルカリに新品同様で有り得ない程安価に出品されていたもので、あの混沌としたメルカリのこと、何か裏があるんだろうな~と疑念を抱きつつ釣られる覚悟で買ってみたが、やはり不動品だった。不動の原因は単純にモータのカーボンブラシが固着していただけで呆気なく修理できてしまったので結果ごちそうさまでした。切り幅を調整できる刃まで付属していたので満腹です。
溝掘り、組付け、収納
写真 2017-09-03 12 36 14
棚を組み付ける所に合計8箇所溝を掘った。電動トリマで掘っていた際と比べると作業時間は半分以下で、5mm以上の深さでも一気に軽く掘ることができた。
写真 2017-09-03 13 04 04
コスト圧縮のため棚板にはMDFを選んだ。溝に叩き込む。
写真 2017-09-03 13 09 02
切断加工から組み付けまで1時間で完成。この後キャスターを付けた。
写真 2017-09-10 14 34 43
ゲーム機を収納してみると、設計ミスによりXBOX360が収まらないというミスが発覚。デッドライジング専用マシンとして存在するXBOX360であるが、今やリマスター版がPS4やSteamで販売されていて、僕はPC版を遊んでいるので無くてもいいんだけど、どうすんだこれ。窓から投げ捨てるか。
電源も周りはひとまとめに出来たので掃除も管理もしやすくなったが、外から見えているので蓋的なもので隠したいところ。あとは増えすぎたゲームソフトの収納問題が残っているが、それも解決したので別エントリーで公開します。

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ANOVAで低温調理 鶏胸肉で高知風チキン南蛮 https://www.lt-lab.net/nanban/ https://www.lt-lab.net/nanban/#respond Sat, 01 Apr 2017 05:00:38 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2438
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4月です。あけましておめでとうございます。最近はゼルダやら何やらゲームしかしてない。
さて、昨年導入したAnovaは日常的には牛肉調理マッシーンと化しているが、今回は低温調理の定番素材、鶏胸肉に向き合いたい。Anova公式アプリのレシピを参考に65.5℃で1時間調理した後、衣を付けて短時間揚げて、チキン南蛮を作った。
一般的にチキン南蛮というとタルタルソースを使った宮崎県おぐらのそれが一般的であるが、僕の住んでいる高知県ではタルタルソースではなく、オーロラソース風のたれを使った独特のチキン南蛮が人気だったりする。
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弁当屋にコンビニの機能が併設された「くいしんぼ如月」のチキンナンバン弁当。鶏胸肉でジャンクな味わい。僕の独身時代の主食だった。
店員の腕や時間帯、店の混雑度など様々な要素が絡んでクオリティの波が激しく、ハズレを引くと固い揚げ物のような何かを食べる必要に迫られるという運要素が強い。
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鳥料理専門店「鳥心」のチキンナンバン。こちらは鶏もも肉で先述の弁当に比べて少し上品寄りか。美味しさの種別が異なる。
今回は鶏胸肉を調理するので、方向としては弁当屋のジャンク方面に向かっていきたい。
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低温調理を終えたので、甘酢とソース、片栗粉を用意。卵は無し。
弁当屋のチキン南蛮は多分甘酢を使ってないと思われるが、完璧な再現を目指す位なら近所の店で買って来れば良い話になるので、あくまで低温調理の胸肉をおいしく食べる事をコンセプトとして肩の力を抜いてやっていく。オーロラソースはマヨネーズ、ケチャップ、とんかつソース、酢をテキトーな割合で混ぜて作った。
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鶏肉は低温調理によって既に火が入っているので、揚げは200℃、短時間で揚げ色がつけばオッケー。この後さっと甘酢にくぐらせて盛り付けしてゆく。
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切ってみると、火はチキンと通っており、なおかつ柔らかそうな仕上がりだった。
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低温調理の鶏胸肉すごーい。
普段なら意識して調理しないとパサつきがちな胸肉がAnovaで簡単にやわらかでジューシーな友達になった。うまい。安っぽいソースで上品な仕上がりの揚げ胸肉を召し上がるのはある種の贅沢だなーと思いながら家族3人であっという間にたいらげた。
Anovaにおける鶏胸肉の知見を得たので、次はモモ肉だな。
 

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Anovaで低温調理・焼豚 https://www.lt-lab.net/anova2/ https://www.lt-lab.net/anova2/#respond Mon, 26 Dec 2016 02:57:56 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2424
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前回は牛シバいてあげたが、今回は豚をやっていこうと思う。
毎度国産の高価な材料を買うわけにもいかないので、今回はカナダ産の豚ロースを選んだ。こいつを焼豚的なものに成長させたい。
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煮汁は酒、醤油、砂糖。それぞれ割合は2:2:1で。Anovaで63度、12時間調理開始。さすがに豚肉を60度以下で調理するのは怖い。
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というわけで、12時間経ったので火を入れる。今回はフライパンでは無くてバーナーで炙る。

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焦げた醤油と脂の匂いが広がる。それではスライスしてみよう。
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フムー。無難な仕上がりか。
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今回は豚との戦いということで、きっちりと殺菌できる温度帯で長時間調理したが、仕上がりの肉質は無難な硬さで特に驚きはなかった。次回は温度はそのままで半分の時間での調理としてみよう。味は超絶旨くて、グラム100円の安肉が良くここまで育ったな!という感。
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煮汁は勿体無いので、一旦火をを入れてから冷まし、新しい袋で半熟玉子の漬け込み用の汁として再利用した。
次は大晦日用にハイ食材室で買った1ポンドステーキをやっていきます。

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Anovaで低温調理・ローストビーフとステーキを作った https://www.lt-lab.net/anova1/ https://www.lt-lab.net/anova1/#respond Fri, 23 Dec 2016 04:57:36 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2394
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以前のエントリーで低温調理機の自作を検討していたが、Anovaオフィシャルサイトでブラックフライデーセールが行われ、99ドルで買えてしまうという事だったので飛びついた。この値段ならば自作する意味が無い。僕と同じように、Anova知名度向上の元凶となった小林銅蟲氏に影響された日本人からの注文が殺到したのか、到着までは2週間近くを要した。
低温真空調理とはなんぞやという事だが、端的に言うと、たんぱく質であるミオシン・アクチン・コラーゲンが変性、凝固する温度帯が50度〜70度の間なので、真空パックで密封した食材をその範囲内で定温均一に加熱する事により、肉などの柔らかさと旨みを保ったまま調理できるという手法だ。よく知られるようなローストビーフの余熱調理や、炊飯器での保温調理はまさに低温調理と言えるが、そういった調理法における低温での温度管理をより簡単手軽に実現できるガジェットがAnovaである。
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Anovaにはヒーター、ポンプ、サーモスタット、タイマー、Bluetooth(Wi-fiモデルも有る)が内蔵されていて、0.1度単位で水温を調整でき、ジップロックに放り込んだ肉を放置するだけでズボラにおいしい料理ができる。
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このようにセットして使う。スマートフォン用専用アプリがあるので、アプリからコントロールする事が可能。
参考リンク

ファースト調理・ローストビーフと薄いステーキ
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まずはAnovaの基本となるローストビーフから。肉はせっかくだからと地元産の窪川牛を選んだ。やっていきましょう。
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低温調理で用いる温度帯は菌が増殖する温度でもあるので、感染リスクを抑える為に念入りに殺菌を行う。調理器具の殺菌には煮沸消毒と食品対応の消毒液を使用した。調理器具は勿論のこと、自身の手も念入りに洗浄・消毒を。
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牛肉を室温に戻し、肉の重量に対して0.8%の塩をなじませる。
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ジップロックに入れたあと、水圧を利用して真空パックもどきに。
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55度、2時間で保温調理開始。
日本のAnova界では60度以上は合法、それ以下は違法と言わている。殺菌に要する時間、温度は菌種により異なるので各自調査のうえ自己責任のもと調理を行うように。
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2時間後の状態。トングで掴むとグニっとした感触で、見た目も匂いもあまり美味しそうに思えないが、ここからフライパンで表面を焼いて、表面の殺菌、メイラード反応による香り付けを行う。これ全然ローストじゃないな。
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表面を強火で焼くと、食欲をそそる香りが広がる。
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せっかくなのでステーキも食べたい。
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端っこの筋はあえて取らなかった。ジップロックに肉、にんにく、牛脂を投入後、Anovaで53度・40分調理。調理後は煙が出るくらいに加熱したフライパンで焼き色を付ける程度に焼き、ジップロックにたまった肉汁と醤油、バターでソースを作った。
それでは、早く食べたいので雑に盛り付けていただきます。
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ウワー
噛めば噛むほど肉の旨みが感じられる。超絶うまい。ローストビーフはあまり好きでは無かったが、はじめて心から美味しいと思えた。火の通りは、ブロックから切り出した時に見るとこれほぼ生だ…とドン引きしたが、噛んでみると生のそれとは違う、火の通ったサクっとした歯応えがあった。ステーキはあえて残した筋を含め隅から隅まで柔らかく仕上がっていて驚いたし、何より肉汁があふれてきてうまい。よかったですね。
次は豚をやっていく予定です。

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https://www.lt-lab.net/anova1/feed/ 0
大阪・神戸1人旅。天丼吉兵衛・ゑんどう寿司・アイリッシュカレーを喰らう。 https://www.lt-lab.net/trip_osaka/ https://www.lt-lab.net/trip_osaka/#respond Thu, 22 Dec 2016 03:03:10 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2373
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日常的にANAのクレジットカードを使っていると、いつの間にかマイルが貯まっていたりする。夏にはその貯まったマイルでヨメに東京旅行をプレゼントしたりもしたけど、まだマイルが余っていたので今度は自分で使ってみることにした。大阪にでも行ってみよう。
ここ10年の間に大阪へは仕事・プライベートを含めて何十回も訪れていて観光をする必要は無いので、今回は食事を楽しむ事のみを目的にした。
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2007年に胴体着陸事故を起こしたボンバルディアDHC8-Q400に搭乗。高知-伊丹間は搭乗時間が短く、飛行高度は10,000フィート(3,000m)程なので地上のディティールが鮮明に視認できて楽しいが、やはり事故を起こした機種に乗るのは少々気持ちが悪い。こわいせまい。
1食目・大阪中央市場 ゑんどう寿司
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朝からつかみ寿司。2度目の来店。
このえんどう寿司は他にはない特徴があって「つかみ寿司」と呼ばれている。シャリは水分が多く柔らかいので、つかむように軽く握られていて、食べるとふわりと口の中でほどけてゆく。システム的にはおまかせが基本で(店では上まぜと言う)、1枚あたりトロ1貫+4貫・計5貫となり、2枚目を注文するとトロを除くネタが被らないように用意される。
僕はイクラと雲丹が苦手というか、口に入れた瞬間に全身が拒絶反応を起こすという寿司好きにぶん殴られそうな嗜好なので省いてもらうようにお願いしたが、普通に注文すれば入るので念の為書いておく。この日は2枚と赤だしをご馳走になって、会計は2,500円ほど。贅沢な朝食となった。回らない寿司はやっぱり美味しい。
2食目・アイリッシュカレー 中津店
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ずっと来たかった店なのだが、大阪に訪れる度にどうしても阪急3番街のインデアンカレーに行ってしまうんだ。あのカレー、中にコカインでも入っているんじゃないか。定期的に食べないと離脱症状じみたものが出てきてこわい。しかし今回はその衝動をグッと抑えてアイリッシュカレーに来店した。
店内はアイリッシュパブをテーマとした落ち着いた雰囲気で、席はカウンターのみ。メニューは看板メニューのポークカレーの他にシュリンプ・フィッシュ・プレーンを選べる。サイドメニューにはフィッシュ&チップス等も。ビールはギネスとハートランド。支払いシステムは前払い制だった。
今回は初めてなので、基本のポークカレーを注文。ギネスビールも飲もうかと思ったが、ピルスナーですっきりしたかったので日和ってハートランドを選んだ。程なくしてやってきたカレーのビジュアルは美しかった。ギネスビールで煮込まれたカレーの上に、同じくギネスビールでとろとろになるまで煮込まれたポーク、フライドオニオンがトッピングされていて、これは絶対に旨いやつだと否が応にも期待値が上がる。大阪は全がけスタイルが多いのかな。
いただいてみると、ルーはフルーツ由来の甘味と酸味、コクが感じられ、スパイスの効きは控えめで食べやすいカレーだった。うまい。トッピングされている煮込みポークはスプーンを入れると簡単に切れる程やわらかく仕上がっていて、臭みは全く無い。ギネスのお陰か肉の味わいに独特のコクが加わっていて、肉と脂の旨みとルーの味わいが調和うんたらこーたらとかいう御託は後付けで、食べている途中はとにかく何かもうトロトロで何かもう旨いしビールも旨いとしか考えてなかった。店の雰囲気、店員さんの応対も丁寧で美味しかったので、今度はヨメと娘を連れてこよう。
この後はお腹がいっぱいで食欲が消失したので、腹ごなしに中津からミナミまでウォーキングし、オタロードのレトロゲームショップでPCエンジン本体を買いかけたりしていた。夜は関西在住の両親に一緒に呑もうと誘われたので軽く立ち飲みした後に帰宅。
3食目・神戸センタープラザ西館  天丼吉兵衛
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翌朝は神戸のセンタープラザへ。
この店が今回の真の目的だったりする。神戸センタープラザ、有名なかつ丼吉兵衛はいつも行列ができていて僕も並んで食べたことがあったが、同名の天丼屋があることを知らなかった。
ネットで地元の人にこの店をお薦めされて、事前に調べてみるとメニューは天丼と天玉丼、赤だしのみ。かつ丼吉兵衛の元々のルーツとなる店で、地元の人に長く愛されているようだ。天玉丼って何、旨そう。今度食べに行こうと決めていたのだった。
 この日は11時頃にかつ丼吉兵衛の行列を横目にまっすぐビルの奥まで進み、天丼吉兵衛へ。ド平日の開店時間ちょうど、客は僕ひとり。お店のおっちゃんと雑談しつつ天玉丼・赤だしを注文した。カウンターごしに丁寧で手際の良い調理を眺めながら少し待つと、僕のどストライクな、食欲を刺激する美しい天玉丼が眼前に登場した。やっと会えたね、目の前が涙で見えないや。
これを食ったらもう今回の旅は終了も同然なので静かに味わってゆっくりと食べた。少し濃い目の出汁がからんだ半熟の卵、出汁がしみつつも天ぷらの食感をきちんと残した海老・大葉・海苔天、これはうまい。語彙力が乏しくて言葉にできない。正にB級の王道を行く美味しさで、四国に住んでいようが何だろうが通いたくなった。
一番の目的だった店でおいしく満足できたので、こうなれば欲張ることなく帰った方が良い。早めに伊丹空港へ行き、予定よりも早い便に予約を変更して帰路についた。
あとがき
今回のように食事に目的を絞った旅行はした事がなかった。食が細く、1日に何軒も店を回れる胃を持っていないので件数には限りがあるが、その制約が逆に良い方向へ働いて時間に余裕を持つことができ、結果としてゆったりとしたスケジュールの旅になるので良いものですね。

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https://www.lt-lab.net/trip_osaka/feed/ 0
合板を使って収納家具をDIYする 2日目 工具棚 https://www.lt-lab.net/diy_furniture2/ https://www.lt-lab.net/diy_furniture2/#respond Thu, 10 Nov 2016 11:08:38 +0000 http://www.lt-lab.net/?p=2344
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前回の洗面所収納に引き続き収納を強化すべく制作を進めていく。
今回はDIYに用いる電動工具を収納する棚を組む。現状、玄関先横2畳ほどのクローゼット内に工具類もろもろを収納しているが、公開するのが憚られる魔窟ぶりであるので、それを解消する意味でも独立した専用収納が必要なんだ。
大入れ加工などの細工
IMGP0442
工具棚は電動工具をいくつも収納すると結構な重量になると思われるので、前回のようなテキトーな組み方とは違い、少し手間をかけてみようかと思う。接合箇所に大入れ加工を施して強度と組み付けの容易さの向上を狙いたい。
IMGP0443
スライド丸鋸には切込みの深さを調整する機構があるので、この仕組みを活用して深さ3mm、幅12mm(合板の厚み分)の溝を掘ってみる。
IMGP0444
まぁ掘れたけど、すっげえ面倒臭い。
スライド幅の制限のため、一度に板の幅いっぱいに掘ることができず、スライド幅調整用の捨て板を置いたりしつつ何度も丸鋸をスライドさせた。これじゃ日が暮れちまう。

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テストで大入れしてみたが、カッチリと嵌ってくれた。
IMGP0449
これ以降の溝掘りはBoschのトリマーで加工。粉塵と音が怖いが、3mm程度の深さなら一瞬で掘れる。
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棚板にはこのようなコの字加工をほどこした。これで板材の加工は完了。
組み付け
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ここから楽しい組み付けのはじまり。まずは棚板を大入れに差し込んで自立させた。
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コーナーの箇所は包み打ち付け継ぎ的な加工を行なっている。接着剤を塗ってからビスを打ち込んで固定。溝のお陰で位置が一発で決まってくれる。
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はい。
あとは仕切り用の板をつっこんでやれば完成。
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接着剤を塗って叩き込む。上下の大入れ溝とコの字同士が噛み合ってサイコーに気持ちが良い瞬間を経て完成。
設置
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金具で壁に固定。
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工具類を仮置きしてみた。
これで2日目は終了。次は扉と、棚を設置した箇所の右側に細かい手工具やネジなどを収納する棚を作ります。

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