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3Dプリンタの小改良、その2。

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2014/05/21 9:49 am
Blog Category / 制作ログ
 

prn3d_c3
更に改良したい
先日PRN3Dのメンテと小改良を行ったが、まだ気になる箇所が残っている。Z軸昇降用の寸切りボルトとステッピングモーターを固定するパーツを交換したものの、まだ若干偏心があり、回転する毎僅かにブレが生じてしまっている。このボルトがフレームに固定されていないのが原因だと思うので、ここをフレームに固定するパーツを作るぞ。
prn3d_c1
123D Designで設計
寸切りボルトを受ける軸にはベアリングをはめる。
prn3d_c2
印刷開始
メンテナンスのおかげか、ラフトの印刷が非常にきれいに行われるようになった。
prn3d_c4
印刷完了。ベアリングをはめてー
prn3d_c5
フレームに固定。やったぜカーチャン。
改良後、PrintrunでZ軸を昇降させてみると目に見えてブレが減少した。がしかし、まだ多少偏心しているんだ…これはもう、ボルト自体が歪んでいるとしか思えない。そのうちちゃんとしたボルトに置き換えたいところ。

3Dプリンタのメンテと小改良

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2014/05/18 9:50 am
Blog Category / 制作ログ
 

3dpm5
前々から気になっていたパーツ
先日ステディカムのグリップ部をプリントしていた時、少し積層がおかしい事に気がついた。よくよく見てみるとY軸のロッドベアリング固定箇所が緩み、ベアリングが外に飛び出て好き放題動き回るという有り様。それでもプリントは問題なく仕上がったが、購入から3ヶ月、そろそろ全体的なメンテナンスを行わないと。それに併せてちょっとした改良もやってみるぞ。
まず各所ボルトの締め増しを行い、その後伸びてしまったベルトの張り具合を調整。あまり品質の良くないベルトのようなので、そのうちモノタロウなんかで上等な物に交換してやりたい。最後にグリスアップを行い、約20分程でメンテナンスは完了。
PRN3Dは組立キットと組み立て済みの完成品※H26.5.18現在組立品オーダー休止が販売されているが、購入を検討されている人はPRN3Dに限らず、キット品の購入をおすすめしたい。苦労はするが、たとえ知識が無い状態だとしても組み立てにより各所の仕組み構造が理解できるので、いざ壊れた時、メンテが必要な時には自分で対応する事ができる。
話が逸れたが、改良箇所は上の写真の台形パーツだ。このパーツ、ステッピングモーターとZ軸昇降ネジを繋ぐキット内のプリントパーツなのだが、品質がよろしくなく、繋がれたネジが回転する毎に酷く偏心してしまうんだ。
3dpm2
カップリングパーツ内部。
内部の穴がもうキツイキツイ。組み立ての際はあまりにも嵌らず、無理矢理締め込むと今度はネジの偏心がとんでもない事にと難儀した箇所だが、ヤスリ等で整形した挙句嵌らなくなるのが怖かったのでそのまま使っていた。
3dpm1
そこで金属製のパーツに置き換えるで。
3dpm4
アホみたいにすんなりハマった。あの苦労は何やったんや。
3dpm3
これからもたのむぜ。
パーツ交換の結果、随分と偏心が減少した。プリント結果にさしたる影響は無いのかもしれないが、ミニ四駆のパーツを交換するようなものと思えばいいんだ。

3Dプリンタ製DIYステディカム その1 試作中

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2014/05/12 10:30 am
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jm1
ちゃんとした使い方もします。
LEGOでステディカムのプロトタイプ的な物を試作していたが、照英造りも落ち着いてきた今日このごろ、ステディカムの実制作を進行する。設計にあたって使用したCADはフリーソフト「123D Design」。で必要最低限の機能しか持ちあわせていないが、ホビー用途には必要十分といったところだ。そのシンプルさゆえに、初見であらかたの使い方は理解できた。ちょっと動作が重いのが玉にキズ。
jm2
CADで設計、即出力。
うんこや照英などのモデリングと違い、今回は機械の機構を設計するので適当な精度が要求される。まずは肝心要のジンバル部を設計し、3Dプリンタで出力してみたのが上記の写真の物だ。ベアリングとM5のナットが四方に入る形状だが、金属部品の採寸通りに設計、出力をしたら若干穴が小さく、部品を入れることができなかった。ABSの収縮が原因なのか、それとも3Dプリンタの精度の低さからくるものなのかは定かでは無いが、ホビーユースの3Dプリンタに厳密な精度を求めるのもアレなので、特性にあった設計をすればいい。所詮は黎明期の玩具なのだから。
jm3
出力しなおした物。今度はきれいに嵌った。エロい。
穴の寸法を0.5mm程広げるとジャストサイズ。出力時間は0.3mm積層で30分程。
jm4
ベアリングを圧入。エロいなぁ…
ボルト、ベアリングの順にプラパーツへはめ込んでゆく。ベアリングはラジコン用のミニチュアベアリングを模型店で購入した。
jm5
他の部品も出力し、ボルトで留めてみた。ぬるぬる動く。エロい。
仮組みしてみたものの、ジンバルの可動範囲が小さい事や、このまま組めば干渉する箇所が出てくる、形がダサいなど様々な問題点が見えてきた。が、CADでデータを修正、再度出力。という流れが1時間以内に行えてしまうので、失敗を恐れずに試作ができて楽しい。
あ、失敗した。んじゃちょこっと直して…これでどうやろ。おk。
みたいな感じで。わりと行き当たりばったりで作れる。

3Dプリンタ製照英ヘッド、完成。

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2014/05/02 4:49 pm
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sen1
ヒィヒィ泣かしてやるで
塗装を終え、最後の仕上げ「涙」の表現をGOLDENのハイソリッドゲルを用いて施した。乾くと透明になるが、収縮が起きるため、それを見越して少々大袈裟に塗りつける。足掛け3週間、ようやく照英ヘッド作りがエンディングを迎えようとしている。心なしか照英も嬉しそうだ。
sen2
翌朝。泣いてる。
ときはGW、僕社畜。サッとiPhoneで写真を撮り、
号泣する照英を横目に、慌ただしく家を後にした。
仕上がりに納得ができるかと問われれば決して肯定することはできない。プリント時の積層方向も工夫すれば良い結果が得られるだろうし、モデリングソフトでの陰影の付け方がプリント時の再現性を考慮しておらず、ディティールが甘いなど(特に髪)、反省点が多く残る仕上がりだ。がしかし、僕のようなローテク人間が3Dプリンタに夢を抱き、ローエンドモデルのプリンタを組み立て仕組みを学び、データを一から作り、こうして一応のフィニッシュを迎えられた事は、モチーフがどうであれ意義深いのではないだろうか。と勝手に自己満足している。
つまるところ、うっひょーできたよー!すっげーうれしい!

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