istDL2復活の狼煙が上がったので即猫写真

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2016/11/08 1:15 pm
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写真 2016-11-06 12 29 00
何となしに壊れていたistDL2の電源を入れてみると、電源が入らないことには変わりなかったが、バッテリー不足のマークが液晶で点滅している。これは電池の接点がヘタレているのではないかな?と、アルコールで拭いたり、リチウム乾電池を買ってきてカメラに装着し、手でぶっ叩いたりしていたら復活した。引退して余生を過ごす爺様を無理やり叩き起こしてしまった。
2006年に買ったistDL2。現代のカメラに比べると性能はお察し下さいと言える代物だが、操作体型やその軽さは今手に持ってみてもひじょうに馴染むのだ。会社では以前キャノン機、現在はFUJIのX-T1を業務で使っているが、手触りという抽象的な観点からいうと、やはりこの子は別格だなと言える。PENTAXは神、PENTAXを崇めよ。
我が家では昨年から猫をお迎えし、現在は更に1匹増えて、キジトラ♀とマンチカン♂の奴隷として奉仕する日々を送っている。せっかくカメラが使えるようになったのだから、猫の美しい姿をiPhoneじゃないレンズで写真におさめたい。しかし、istDL2はPENTAXのふるいふるいデジカメであるわけで、オートフォーカス性能は付いているだけでマシという性能、そしてオートフォーカスに対応しているレンズは非常に暗い安物レンズしか持っていないのだ。たとえ日中だろうと室内で猫を撮るには荷が重すぎる。感度なんてな、ISO800以上に上げるとノイズの嵐で酷いもんだよ。
という環境であるので、これまた古い古いPENTAX-A 50mm F1.7というマニュアルレンズをistDL2に装着して、ISO400〜800、絞り開放付近で撮影してみたら何とか撮ることができた。猫は動く。それはもう動く。マニュアルレンズじゃ厳しい。あと1つ50mmのレンズを持っているけど、それもマニュアルの50mmF1.2レンズだったりしてどうにもならない。
IMGP0400
IMGP0426
IMGP0427
IMGP0386
IMGP0406
IMGP0412
IMGP0424
最近のカメラに比べるとダイナミックレンジが狭かったりノイズが酷かったりするのでしょうけど、自分にはこれが身の丈にあったカメラだと思います。

会社の金でX-T1とストロボを買って、ねんがんの物撮り環境をてにいれたぞ。

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2016/03/07 9:30 am
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cm1
会社の金でフジフィルムのX-T1とモノブロックストロボを買った。旧カメラはEOS Kiss DN、調べてみると発売日は2005年3月だったようで、のべ10年以上キスデジNを使ってきたことになる。今までありがとう。お疲れ様。
この古いカメラと貧乏スタジオ(段ボール&クリップライト)で物撮りもどきを行ってきたが、道具に頼るより腕を磨くべきと思うものの、お客さんに撮影風景を目撃され「うわぁ…」という嘲笑とも悲哀とも取れる反応を受けて以来、中小と言えど企業たるもの体面も大事だなと反省した次第だ。
そういえば貧乏スタジオについてアホみたいな記事を書いたこともあったな。※自宅版
cm2
ストロボはたぶん中華製の安物を2セット
まともな物撮り環境を作るにあたって照明は定常光かストロボにするかで悩んだが、今まで一度も扱ったことのないストロボを使いたくなり、ストロボ、ソフトボックス、アームを2セット分購入した。与えられた予算は20万円以内だったので選択肢は少なく、メカニカルなダイヤル操作と今まで自分が抱いていたイメージを払拭する性能のEVFに魅了されてX-T1を選んだものの、レンズ、ストロボにリソースを振り分ける事ができなくなった。ついでにフラッシュメーターも買えない。XF60mmF2.4 R Macroも欲しかったのに。偉くないから仕方がない。
cm4
システム構成
撮影時はメインのストロボ本体からX-T1のシンクロターミナルへコードを繋ぎ、サブのストロボはスレーブ発光させる。クリップオンストロボとは違って自動調光ができないので、ストロボの光量、カメラの露出をマニュアルで調整して撮影を行う必要がある。更には予算不足でフラッシュメーターを買えなかったという酷い状態だ。ストロボに関する知識もスキルも全く無いので、練習がてら机のまわりにあったテキトーな物でテスト撮影を繰り返した。
カメラとストロボが届いた時点で切迫したスケジュールの案件を抱えていて、撮影、デザイン、入稿までの猶予期間はこの時点で残り1週。この間にカメラ・フラッシュ双方の使い方を理解し、本番撮影を行う必要があった。
X-T1とストロボで撮影の練習を繰り返したところ、とりあえずフラッシュメーターは必要ねえなとの結論に至った。カメラ側の設定はフルマニュアルでISOは最低値の200、シャッタースピードは同調上限速度の1/180にしておいて、あとはテスト撮影で具合を見ながらカメラの絞りとストロボ本体の光量を調整してあげればすんなりと露出が決まる。絞りは大体F10〜F20となるので、被写界深度を狭めた撮影を行うときはどうするんだろう。NDフィルタでも装着すればいいのか。
フィルム時代の物撮りは新人の頃にクライアント側の担当としてスタジオに入り浸った事があって、中判もしくは大判カメラで本撮影前にポラロイドで確認してからポジで撮影という流れだった事を憶えている。デジタル撮影が当たり前となった現代では、何枚テスト撮影しようが物理的なコストは発生しなくなったので気の済むまでテストが行えて便利ですね。
cm3
黒締め省略の透明物撮影例
ソフトボックスを装着したフラッシュをバックライト、右手前にサブライトを置いてあおり気味に撮影。色々と試したいところだが案件の締め切りが迫っており、社内スタジオで撮影→失敗→外注という逃げ道も絶たれているので遊んでいる暇が無い。全裸で逃げ出したい気分だったが、何とかこの記事を書いている時点で本撮影、デザイン、入稿を終える事ができた。
尚、自宅、私物カメラの構成は現在PENTAX istDL2(ついに壊れた)、PENTAX初代645、MAMIYA RZ-67Proとなっております。

そこいらのスーパーで買った鰹のタタキ

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2014/04/29 11:04 am
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tataki
PENTAX *istDL2 + SMC Pentax-A 50mm F1.7 + 食卓飯撮影システム
そこら辺のスーパーで買った鰹のタタキが旨かったので写真を撮ってみた。
生臭さ皆無。水揚げ仕立て、炙りたての鰹が家から5分の量販店で安く買える。
こと食に関しては田舎でよかったなと思える。

*istDL2を8年使いたおしたので、いい加減新しいカメラを買いたい。

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2014/04/18 5:47 pm
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dc1
これはPENTAX645。もちろん「D」じゃないよ。
PENTAXのデジタル一眼レフ「*istDL2」を8年使い続けた。昨今のデジカメ技術の進歩は凄まじく、8年前のデジカメは骨董品どころかジャンク。最新のフルサイズ機を使っているような人からするとゴミみたいな物ではないだろうか。
新しい物は大好きだが、基本的に物持ちが良く、気に入った物は大切に使い続ける事が多い。僕はこのゴミ扱いされかねない古いエントリークラスのデジカメで露出、シャッタースピード、絞り、感度、といったカメラの基本を学び、中古のマニュアルオールドレンズを漁り、家族の笑顔を収め、共に歩んできた。言葉では言い表しがたい愛着を持っている。長時間露光、赤外撮影、ブツ撮り、微速度撮影はカメラにその機能が無いので、LEGOやArduinoで装置を作ったり、もう散々遊び倒してきた訳で、そりゃ簡単にポイーとできんわ。
dc2
その結果がこの有様。
新しいデジカメが欲しいと悩んでいる間に、何故かフィルム中判カメラが2つ仲間に加わっていた。それぞれシーン、用途に応じて住み分けができており、このままの環境でも十分だと思うが、如何せん8年という月日はカメラボディの各所にダメージを与えており、ダイヤルがまともに動かない、突然のフリーズ、電池の接触が悪い等の症状が目立ってきた。もう*istDL2のライフはゼロよ。この子は十分働いた。寂しいが、そろそろ潮時。といったところか。

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